11月9日
2025/11/09
今日は11月9日は「119番の日」であることから、今日から一週間を「全国火災予防運動」の期間として定められています。
この時期、空気が乾燥し始め、暖房器具などの火を使う機会が増え、火災が発生しやすい時期を迎えます。
全国火災予防運動は、
- 一人ひとりの防火意識を一層高めること。
- 火災の発生を防止し、特に高齢者を中心とする死者の発生や財産の損失を防ぐこと。
を目的としています。
火災による死者の多くは住宅で発生しているため、消防庁は特に住宅防火を強く呼びかけています。
具体的な取り組みとして「4つの習慣・6つの対策」を推奨しています。
🏠4つの習慣(出火防止)
- 寝たばこは絶対にしない、させない。
- ストーブの周りに燃えやすいものを置かない。
- こんろを使うときは火のそばを離れない。
- コンセントはほこりを清掃し、不必要なプラグは抜く。
🏠6つの対策(被害の軽減)
- 火災の発生を防ぐため、ストーブやこんろなどは安全装置の付いた機器を使用する。
- 火災の早期発見のため、住宅用火災警報器を定期的に点検し、10年を目安に交換する。
- 火災の拡大を防ぐため、寝具、衣類、カーテンは防炎品を使用する。
- 火災を小さいうちに消すため、消火器などを設置し、使い方を確認しておく。
- お年寄りや身体の不自由な人は、避難経路と避難方法を常に確保し、備えておく。
- 防火防災訓練への参加などで、地域ぐるみの防火対策を行う。
身の回りの火の元を再確認し、火災予防に努める良い機会ですね。